2017年9月7日
長崎 九州教区寺庭婦人会総会・研修会
【長崎】九州教区寺庭婦人会の総会・研修会(当番管区・長崎県)が9月7日、佐世保市ホテルオークラJRハウステンボスで開催され、九州各管区の寺庭婦人109名が参加した。
渡部智文・長崎県宗務所長を導師に、熊本地震・九州北部災害の慰霊と早期の復興を祈念し法味言上。宗歌「立ち渡る」を斉唱の後、主催者を代表して吉田アツ子長崎県寺庭婦人会会長が挨拶。来賓の渡部所長より「縁の下の力持ちとして、お互いのノウハウを交換し、切磋琢磨しながら自坊をさらに盛り上げて下さい。」と祝辞を述べた。午前中にあった研修会では、「寺庭婦人の可能性」と題して梶原一乗上人(長崎県西海市・実相寺住職)による講演。「法華経に出会い、お題目に出会えたことが一番の喜びで、人深い縁によるものです。皆さんは誰よりも、最高の縁をいただいてお寺に嫁いでいます。この出会いがすべての可能性につながっていきますので、住職と共に歩み、お檀家さんと共にお寺を盛り上げ、布教・伝道に勤めて下さい。」と可能性の広大さを示した。その後、来たる日蓮聖人御降誕800年九州教区法要に向け、長崎県独自の和讃歌「蓮華の如くー縁生」を披露し、御宝前に奉納した。
昼食後に開かれた総会では、平成28年度会計決算報告・各管区婦人会活動報告を発表。教区内の寺庭婦人が互いに情報交換をすることにより、共に刺激となり、各寺院の活性化やお寺作りにおおいに役立つものだと感じた。