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2017年9月4日
静岡中 教師大会と夏期講習会
【静岡中】9月4日、静岡県中部宗務所(中條曉秀所長)は沼津市プラザヴェルデにて、教師大会並びに夏期講習会を行った。午前中は日蓮宗宗務院伝道部長の松井大英上人(下田市了仙寺住職)により『宗門運動・宗祖降誕800年の進捗状況』という講演を頂戴した。松井上人は事業をやることが目的ではなく、成果を出すことが目的であると熱演。午後には立正大学仏教学部教授の則武海源上人(富士市妙蓮寺住職)が『チベット仏教の歴史と現状』という講題で演説。チベット仏教は土着の宗教と融合し、独自の形態へと展開したようで、考えてみれば日本仏教も元来の信仰や習慣と融和している行事が多々ある。仏教の懐の深さを再認識する講演となった。