2017年9月2日
宮城 第31回統一信行会
【宮城】平成29年9月2日(土)、宮城県栗原市・高松寺(白鳥惠庸住職)が担当し、若柳総合文化センター(ドリーム・パル)を会場に檀信徒統一信行会が開催された。日蓮宗宮城県檀信徒協議会(玉谷光夫会長)主催で、日蓮宗宮城県宗務所(日野教恵所長)後援のもと、約450名の教師・檀信徒がかけつけて信行会を盛り上げた。
当日は台風15号が接近しており、荒天になる予報であったが、台風が停滞したことにより、快晴のもと開催出来た。偏に「法華経の祈りのかなわざる事なし」である。
開催にあたり団旗を持った宮城県の各寺院代表者が寺院団旗を持って唱題行脚にて会場入りして、ステージ前に整列。寺庭婦人会コーラスによる宗歌を披露し、会場内が綺麗な音色につつまれた。白鳥住職導師のもと、法味言上して高松寺の縁起由来が説明された。次に高松寺副住職・白鳥恵秀副住職による唱題行の実践を行い、ホール内にお題目が響き渡った。午前中最後のプログラムとして、日本盲導犬協会によるお話と募金の呼びかけを行い、普及推進部の齊藤彩芽さんによる盲導犬の訓練実演や、盲導犬オーナーである安藤修二さんのお話を聞き、盲導犬の必要性や費用がとてもかかる事を聞き、来場者はとても興味深く聞いていた。その際の募金総額135481円全額を日本盲導犬協会へ寄付した。
お昼休憩中には日蓮宗宮城県社会教化事業協会(阿部錬雄会長)による漬物や、宮城県檀信徒協議会青年部が玉こんにゃく販売を行い、売上の一部が日本盲導犬協会へ寄付された。
午後の部は栃木県妙福寺の野澤壯監師による「いのちに合掌」と題した法話をされ、野澤師の檀信徒からの相談事体験をお話しして、来場者は聞き入っていた。その後、修法祈祷をして次回開催の塩釜地区(顕妙寺・大徳寺・寿福寺)へ団旗を渡して無事閉幕した。参加檀信徒は「お経はお寺で聞くのが良いけど、こういうホールで聞くお経も響く感じがしていいね。コーラスもとても響いてよかった。」と満足げな様子であった。