2017年8月23日
香川 修養道場サマーキャン
【香川】高松市妙朝寺(小塚浩司住職)において八月二十三日、平成二十九年度 第十二回 日蓮宗香川県宗務所主催の修養道場サマーキャンプが行われ、僧侶檀信徒約四十名が参加した。
修養道場サマーキャンプを始めるに先立ち、まず、香川県宗務所長より挨拶をいただいた。
午前中は、参加者達は自分達で自我偈の経本を作成し、お経・団扇太鼓・お焼香練習を行った。お経本を見つめて、たどたどしくも一生懸命にお経を読む姿は何ものにも代えがたいのがある。お題目を唱えリズムよく団扇太鼓をたたき、身も心もスッキリしたのではないだろうか。
午後からは、市内にある「たかまつミライエ」において、プラネタリウム観覧をした。こちらの館では、日本とドイツの技術が組み合わさった世界初の統合型プラネタリウムがあり、その投影機から映し出される全宇宙の映像は美しく引き込まれる。プラネタリウムのオペレーターが、宇宙を分かりやすく説明をして時には観覧者への問いかけや語りかけと、飽きさせない内容となっている。後半は、星座を題材にした「ちびまる子ちゃん」のアニメーションも放映され、参加者たちはより深く宇宙を感じることができたと思われる。
夕勤では本日練習した団扇太鼓を叩き、焼香をし、自我偈をお唱えした。参加した子供達や保護者に対して学業成就・家内安全・身体健全・帰路道中交通安全を祈念して、修法師達による修法が行われた。
最後に所長より参加者全員に修了書を送りサマーキャンプを締めくくることが出来た。