2017年8月21日
福岡 九州教区僧風林
【福岡】九州教区(田中英康教区長)は8月21日から23日にかけて福岡市日蓮聖人銅像護持教会(渡邉正順主管)において九州教区主催僧風林を開催した。
毎年小中学生を対象に九州各地で開催され、今回は6年ぶりに福岡での開催となった。
1日目は開校式の後、白衣の畳み方から始まり、3班に分かれてのお経練習。その後、朝夕勤における所作や声明など短い時間ながらも子供たちは一生懸命学んでいた。夜には本堂で唱題行が行われ慣れない正座に苦戦しながらも大きな声でお題目を唱えた。
2日目は起床と清掃の後に本堂前で水行をし、その後閉林式の法要に向けての所作や声明、仏具など諸役の練習を行った。
また、夜には子供たちと先生、スタッフ共に焼肉を食べに行き、その後、温泉に行き親睦を深めた。
3日目はお盆の棚経指導が寸劇形式で行われ、その後昼食を挟み閉林式となった。閉林式では子供たちが僧風林の間に練習したお経や所作を師僧や保護者の前でしっかりと行うことが出来た。
最後に主任を務めた野出修輝師(糟屋郡妙覚寺)は「皆さんは大人になっていく中で多くの方と出会います。そのすべての出会いと大事にしてください。そして保護者の皆さん、今日帰ったら子供たちを褒めてください。それだけの事を子供たちは一生懸命にやっていました。子供たちの一生懸命な姿は私たちの方が感動させられました」と述べ閉林式をしめた。