2017年8月20日
静岡東 第四十回少年少女修養道場
【静岡東】伊豆国青年会(瓜島洋明会長)は八月二十日~二十一日、第四十回少年少女修養道場を行い、二十九名の子供達と一泊二日の生活を過ごした。
開会式は三島受法寺(瓜島義典住職)本堂で行われ、修養道場が事故・怪我無く円成出来る様法味言上した。瓜島会長は、「目に見えない気遣い、心遣い・気持ちも言葉・行動にする事で目に表れます。優しい言葉を掛け合い、みんなで協力し合って良い修養道場にしていきましょう」と話した。続いて本堂にて団扇太鼓の練習をし、子供達はお題目唱えながら調子を取るのに苦戦しながらも一生懸命取り組んだ。書院に移動しお守り作りをし、昼食後本堂に戻り唱題行を行った。慣れない正座の痛みと戦いながら、子供達は大きな声を出してお題目を一生懸命唱えた。引き続き伊豆国青年会修法師六名によるご祈祷が行われ、子供達の発育増進を祈念し、初めて日蓮宗の木剣加持祈祷を受けた子供達は、その迫力に圧倒され「正座の痛さも忘れる位凄い迫力だった」との声も聞こえた。
その後箱根の里に移動し、夕方からバーベキュー・キャンプファイヤー・花火と子供達は皆元気に取り組んだ。
翌朝、六時に起床し布団を自分達で片付けた後ラジオ体操で体を起こし、お世話になった箱根の里施設内をみんなで協力し合って清掃した。朝食後芝生広場にてドッヂビーを行い、バーベキュー会場においてカレー作り・薪割りを体験した。自分達で作ったカレーライスは余程美味しかったのか、お替りをする子も多く見受けられた。
その後、三島本覚寺(望月歓水住職)に移動し閉会式を行った。
参加した子供は、「お経をいっぱい唱えて、正座を沢山して、お坊さんの修行は大変だったけど、二日間の経験はとても新鮮で充実した。家のお手伝いをやって、周りの友達にも優していきたい」と話した。今回の一泊二日の修養道場は、子供達にとって忘れる事の出来ない体験となった様だ。