2017年7月24日
福島 夏休み子供修養道場
【福島】平成29年7月24日、25日の二日間に渡って福島県いわき市妙徳寺に於いて福島県日蓮宗青年会(大和田晃生会長)主催の下、福島県宗務所、並びに福島県女性教師の会。その他多くの方より協力と協賛を頂き『平成二十九年度 夏休み子供修養道場』が行われた。
24日は生憎の空模様となったが午前10時に集合後、開会式と記念撮影が行われ、オリエンテーションを挟んで仏事研修としてお自我偈研修とお題目写経が行われた。昼食を挟んだ後、唱題行を行った。それぞれの研修の前に「何故こう言った研修を行うのか。どういった気持ちで向かうべきか。」を丁寧に説明したこともあってか、子供たちは皆真剣な表情で取り組んでいた。会場を海浜自然の家に移した後は、野外炊飯を行い、身近な人に対する感謝を述べながら蝋燭を灯すキャンドルファイアーで締めくくられた。
25日は朝6時に起床し朝食を取り、地元の水族館であるアクアマリン福島に移動した。予報では前日に引き続いての雨模様とのことだったが、前日の子供たちの真摯な思いが通じたか雨に見舞われる事無く水族館見学と水遊びを行うことができた。その後会場を再び妙徳寺に移し昼食。昼食後に作文を作成し唱題行と閉会式を行い解散となった。
例年の様に参加してくれる子供達は勿論だが、初めて参加した子供たちからも「楽しかったからまた来たい」という声を聞く事ができ、これを機会として参加した子供たちが寺院との繋がりや信仰心を抱くきっかけとなってくれればと感じた。また今回は繰り返し「感謝の心」について触れる修養道場となったが、子供達も感ずるところがあったように思われることが参加した子供達だけでなく主催する青年会員一同にとっても有意義な修養道場となれたと感じられた。