2017年7月18日
うきは市本佛寺・九州北部豪雨の慰霊法要
【福岡】7月18日にうきは市本佛寺(佐野前延住職)において7月初めより発生した九州北部豪雨の慰霊法要が営まれ、全国日蓮宗青年会藤井教祥会長をはじめとして全国各地より集まった青年僧30名が出仕し、本佛寺婦人会が参列した。
前日より当日にかけて被災地でボランティアを行った後に3時より慰霊法要が執り行われ、来賓として熊本県宗務所濱田義正所長(熊本市延壽院住職)、村越智研師(みやま市本長寺住職)、渡邉正顕師(福岡市宗玖寺)を迎えた。
法要後、藤井全日青会長、濱田所長が挨拶をした。
藤井会長は「新潟中越地震に始まり東日本大震災や熊本大分地震、そして今回の九州北部豪雨などの災害支援を通して思ったことは、私たち僧侶の支援というのはお釈迦さまから大聖人から受けたご恩をこうして皆様方にお返しするんだという自負を持ってやらなければならないということです。私たち法華の行者が最後の砦だという自覚を持っていただきたい」と述べ、
濱田所長は「昨年の熊本地震、そして今回の九州北部豪雨と昨今日本各地で起きている自然災害に際して、全日青をはじめとした青年僧の方の復旧支援には厚くお礼申し上げるとともに、被災した方のこころの支えとなるような活動をお願いしたい」と述べた。
最後に導師を勤めた佐野住職より「このように災害が続く中で、私たち僧侶が一番やるべきことは亡くなった方への慰霊であり、更には祈る事です。今日の回向がしっかりと精霊に届き仏様となって私たちを見守って下さることを祈り続けて下さい」と述べ法要を終えた。