2017年7月15日
新潟西 柏崎市番神堂で萬巻会ほか
【新潟西】新潟県柏崎市番神堂(秋山文孝主管)で7月15日に萬巻会、翌16日に中越沖地震10周年並びに東日本大震災7回忌慰霊復興法要と慰霊行脚が行われた。
15日の萬巻会は、主管である秋山僧正のもと、多数の僧侶の出仕により、午前は修法による法要とお説教、午後から法華和讃奉納と施餓鬼大法要が執り行われた。
16日は新潟西部青年会(会長 岡観亮上人)による中越沖地震10周年・東日本大震災7回忌慰霊行脚を妙行寺(秋山文孝住職)より番神堂まで行った。雨の降る中、多くの方々がお題目で迎えてくれた。中越沖地震が発生した10時13分、全員で黙祷を捧げ、慰霊の梵鐘を主管である秋山僧正が打ち鳴らし、震災殉難者の慰霊法要並びに被災地の復興祈願を行った。法要後、秋山僧正は挨拶の中で、中越沖地震が起こって10年が経ちました。地震が発生した時は自坊(妙行寺)にいて、番神堂がどうなっているか心配になり、すぐに自転車で番神堂まで来たことや、鐘楼堂が潰れていたが年内に復興させたことなどを話され、最後に中越沖地震や東日本大震災、その他多くの災害で亡くなった人のご冥福をお祈りいたします、と言われ、法要を締めくくった。