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2017年7月15日

静岡中・雨乞い曼陀羅祭典に近隣住民が参加

静中170724 (1)【静岡中】富士市神戸(ごうど)2丁目の集会所「曼陀羅祖師堂」で7月15日、「雨乞(あまごい)曼陀羅祭典」が催され、約百人の近隣住民が参加した。
この祭典は富士市法蔵寺(白木智馨住職)所蔵の「お曼陀羅さん」が、年に一度ご開帳されるお祭りである。
神戸地区は旧地名を「曼陀羅」といい、日蓮聖人伝説が残されている。
この村が日照り続きで困っているとき、お坊さんが通りかかり、曼陀羅を書いて楠の木に架け、雨乞いをした。すると、すぐに雨が降ったという。その坊さんこそが日蓮聖人で、身延山への途上であったと言い伝えられている。時代は下って、ある家に不幸が続き、調べてみると屋根裏から曼陀羅が出てきた。「粗末に扱ってはいけない」と日蓮宗の法蔵寺に預け、「お曼陀羅さん」として現在のようにお祭りをするようになったという。
この地域の人々はみな浄土真宗の門徒にもかかわらず、この日だけはお題目を唱えるのである。
当日は「必ず三粒以上の雨が降る」と言い伝えられるとおりの雨模様。夕方、法蔵寺十二日講の団扇太鼓で見送られて、箱に入れられ担がれた「お曼陀羅さん」が同寺を出発。曼荼羅祖師堂近くの駐車場から、白木住職と行衣を着た当番組のメンバーが、お題目を唱えながら近隣を練り歩いた。その後6時から法要があり、ご開帳とご祈祷が行われた。当番組の女性たちが、この日のために練習した太鼓をたたいて、みなでお題目を唱えた。

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