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2017年6月24日
石川1・ 金沢市蓮覚寺で入寺式
【石川一】雨の多い金沢市にあって、この日は快晴となった。H29年6月24日、卯辰山寺院群にある蓮覚寺で、第三十三世中屋隆彦師の入寺式が営まれ、僧侶檀信徒約100名が参列した。法要に先立ち、同寺院群の妙泰寺から行列が出発し、中屋師は、一年前に遷化された師父中屋隆介師から受け継ぐ蓮覚寺まで、力強く歩を進めた。
新住職の謝辞では「第三十三世の法燈を継承するという責任感を非常に重く、重く感じましたが、あなたが継ぐなら全面的に後押しするとの温かい言葉を皆さまからいただき、決心がついた」と述べた。
中屋師の日号は「日沾」。祖父である第三十一世中屋教海上人から授けられた。「沾」には「うるおす」という意味があり、仏さまの教えによって多くの人の心をうるおしてほしいという想いが込められているそうである。