全国の通信記事

2017年6月14日

東京西部・世田谷区常在寺で公演「壱ノ会芒種の季」

東西170621 (7)【東京西】六月十四日(水)に世田谷区弦巻 常在寺(駒野日高猊下)本堂に於いて、日本舞踊家の梅川壱ノ介さん(昭和五十八年一月七日生まれ)の公演「壱ノ会 芒種(ぼうしゅ)の季」が行われた。
当日の公演は三部構成。午前十一時から、午後三時からの二回公演で行われた。
第一部は梅川壱ノ介さんによる舞「芒種の季」、祝いの舞を披露、来場の方々のご多幸を祈念し踊られた。
第二部では常在寺住職のご子息であり、執事である駒野教晴(きょうせい)上人(平成二年四月十日生まれ)をゲストに招き対談を行い、お互いの生立ち、家業や留学経験などの共通通点、また修行中に感じたこと、今回の公演に至った経緯を話された。また、駒野教晴上人による法話、日常の中で出来る修行として「六波羅蜜」の六つの修行を説明され、信行の大切さ、また宗祖御遺文「開目抄」より「佛弟子は必ず四恩を知って知恩報恩を報ずべし」のお言葉を引用し、人の恩の大切さを説いた。
第三部では駒野教晴上人、常在寺執事長 廣川潮月(ちょうげつ)上人、常在寺執事 眞々田元敬(げんきょう)上人の三名で御祈祷が行われ、壱之介さんが御祈祷に合わせ舞を披露された。「踊っている時に無心になれた。師には「空間を掴みなさい」と言われ常に心がけていた。お寺の静謐な空間で踊れたのは貴重な体験でした」と語られた。
今回の公演は常在寺に於いて初めての試み、壱ノ介さんと教晴上人が知り合って1ヶ月後に行われた。「兎に角話が合うんです」と壱ノ介さん。意気投合し気がついたら今回の企画を話し合っていたという。二人共何か新しい形で日本文化、仏教を紹介していきたいという思いがある。当日は海外からの来場者もあり、会場アナウンスは日本語・英語の二カ国で教晴上人が案内されていた。「寺離れと言われる時代、お檀家さんには当然の事ながら、国内外を問わず開かれたお寺になれれば」と語られた。
また、駒野日高猊下と壱ノ介さんで能登 本山 妙成寺での企画も思案中だという。今年の九月二十四日には前田家十八代目御当主をお招きし植樹祭が行われ、九月三十日にはブッタガヤ大菩提寺の御住職も参られる予定。

side-niceshot-ttl

写真 2023-01-13 9 02 09

新年のご挨拶。

過去の写真を見る

全国の通信記事

  • 北海道教区
  • 東北教区
  • 北陸教区
  • 北関東教区
  • 北関東教区
  • 千葉教区
  • 京浜教区
  • 山静教区
  • 中部教区
  • 近畿教区
  • 中四国教区
  • 九州教区

ご覧になりたい
教区をクリック
してください

side-report-area01 side-report-area02 side-report-area03 side-report-area04 side-report-area05 side-report-area06 side-report-area07 side-report-area08 side-report-area09 side-report-area10 side-report-area11_off side-report-area12
ひとくち説法
論説
鬼面仏心
購読案内

信行品揃ってます!

日蓮宗新聞社の
ウェブショップ

ウェブショップ
">天野喜孝作 法華経画 グッズショップ
">取扱品目録
日蓮宗のお店のご案内
">電子版日蓮宗新聞試読のご登録
">電子版日蓮宗新聞のご登録
日蓮宗新聞・教誌「正法」電子書籍 試読・購入はこちら

書籍の取り扱い

前へ 次へ
  • 名句で読む「立正安国論」

    中尾堯著
    日蓮宗新聞社
    定価 1,365円

  • 日蓮聖人―その生涯と教え―

    日蓮宗新聞社編
    日蓮宗新聞社
    定価 826円+税

書評
正法
side-bnr07
side-bnr07