全国の通信記事

2017年6月4日

愛媛・松山市妙見寺で入退寺式

【愛媛】
6月4日、妙見寺(愛媛県松山市平田町794)において、第9世田坂隆興師退寺式、第10世村口智秀師入寺報告式が営まれた。
ここ妙見寺は、江戸時代の享保年間、松山法華寺第8世至玄院日応上人によって凶作と飢饉によって餓死するものの菩提のため妙経一字一石首題の供養塔を建立されたことが始まりである。その後、堂塔建立、移建を経て、明治12年に柔和院日順上人によって寺号公称された。
田坂師は、松山刑務所教誨師・松山市第4分区保護司として社会貢献されており、宗門では協議員議長を歴任されている。平成6年には妙見大菩薩の勧請250年記念事業として本堂庫裡を新築落慶して寺観を一新。昭和58年に法燈継承して以来34年間にわたり弱々しかった法の灯火を確かな光になるよう尽力された。
当日は、村口新住職の新しい門出を祝うかの如く見事な晴天に恵まれ、午前10時30からの松山門中会、県内外の関係教師や檀信徒約100名が温かく見守る中、田坂上人退寺式・村口智秀上人入寺報告式が執り行われ、田坂師から村口師へ法燈が継承された。村口師は仏祖三宝への奉告と共に、仏祖への給仕・行学二道の精進・寺門興隆の誓いを述べた。
式中、清家静元愛媛県宗務所長・松山門中会を代表して中臣泰斎宗会議員より「檀家さんだけではなくお寺の益がより多くの方に行き渡るようにこの妙見寺を繁栄させてください」と祝辞があり、田坂師・村口師は感慨深く聞いていた。
挨拶では田坂師が「東中南を分かたず未熟な私を支えてくださった県内のお上人方、本当にありがとうございました。檀信徒の方々、ご寺院方にも鬼籍に入られた方も多ございます。その方々も含めて心より御礼申し上げます。本当に長い間お世話になりました。」と謝辞を述べた。
また村口師が「想いを子から孫へと繋いでいった先に願いが叶うと信じております。私はまだまだ未熟で経験不足で山号にもあるように亀の歩みになるかもしれませんが、一歩一歩確実に歩んで頂ければと思います。本日はご出席頂きましてありがとうございました。」と、新住職としての決意を述べた。
最後に、総代を代表して古川禎一氏が「私共、檀信徒一同も新住職村口智秀上人のお導きのもと、一丸となってお寺を盛り上げ受け継がれた妙見寺の法灯をお守りしていくことをここに宣言いたしましてご挨拶といたします。本日は誠に有難うございました。」と挨拶された。

side-niceshot-ttl

写真 2023-01-13 9 02 09

新年のご挨拶。

過去の写真を見る

全国の通信記事

  • 北海道教区
  • 東北教区
  • 北陸教区
  • 北関東教区
  • 北関東教区
  • 千葉教区
  • 京浜教区
  • 山静教区
  • 中部教区
  • 近畿教区
  • 中四国教区
  • 九州教区

ご覧になりたい
教区をクリック
してください

side-report-area01 side-report-area02 side-report-area03 side-report-area04 side-report-area05 side-report-area06 side-report-area07 side-report-area08 side-report-area09 side-report-area10 side-report-area11_off side-report-area12
ひとくち説法
論説
鬼面仏心
購読案内

信行品揃ってます!

日蓮宗新聞社の
ウェブショップ

ウェブショップ
">天野喜孝作 法華経画 グッズショップ
">取扱品目録
日蓮宗のお店のご案内
">電子版日蓮宗新聞試読のご登録
">電子版日蓮宗新聞のご登録
日蓮宗新聞・教誌「正法」電子書籍 試読・購入はこちら

書籍の取り扱い

前へ 次へ
  • 名句で読む「立正安国論」

    中尾堯著
    日蓮宗新聞社
    定価 1,365円

  • 日蓮聖人―その生涯と教え―

    日蓮宗新聞社編
    日蓮宗新聞社
    定価 826円+税

書評
正法
side-bnr07
side-bnr07