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2017年5月28日号
静岡東・身延山輪番奉仕と本山小泉久遠寺団参
【静岡東】5月28日、宗務所(安藝栄修所長)主催の身延山輪番奉仕と本山小泉久遠寺団参が、僧侶檀信徒ら217名が参加して行われた。
当日、早朝に各地を出発した一行は、駿河湾沼津サービスエリアに集合。一路身延山へと向かった。
輪番委嘱式では、内野日総法主猊下から安藝宗務所長への輪番委嘱が行われた。
法主猊下より輪番奉仕参加者へ、労いのお言葉を賜り、一同は輪番奉仕に対する気持ちを新たにしている様子が感じ取られた。
輪番法要では、参加者一同が心を1つにして、読誦唱題行に専心し、式中、参加者を代表して上原源吾氏(蓮慶寺檀徒)が霊山の契りを御宝前にて拝受し、そして旭秀臣氏(本山實成寺檀徒)が、同じく御宝前正面へと進み、仏祖三宝日蓮大聖人へ、誓いの言葉を申し上げた。
導師を務めた安藝宗務所長から、法要参加者へ挨拶の後、閉式となった。
式後一同は、諸堂及び御廟所に参拝してご報恩の祈りを捧げ、日蓮大聖人の「み心」をその体に浴びて、身延山を後にした。
身延山を下山した一行は、本山小泉久遠寺へと向かった。参加者の中には、初めて訪れた方も多いようで、あちらこちらで境内の様子に驚かれている方の姿が見られた。
法要では、貫首様が導師をお勤め下され、参加者一同は一心に祈りを捧げた。
貫首様から、小泉久遠寺の縁起等を親しく拝聴し、重ねて宗門随一の大太鼓に触れられ、感激も一入の様子が感じられた。
小泉久遠寺を出発した一行は、輪番奉仕を終え、駿河湾沼津サービスエリアに集合の後、各地帰路についた。
愛知尾張 犬山市妙海寺法燈継承式
【愛知尾張】5月28日犬山市妙海寺で法燈継承式が行われ、第32世田中貴遠師より、第33世田中恭遠師へ妙海寺住職の法燈が託された。
式に先立ち、新住職はお稚児さんと共に晋山行列を行い、歴史ある犬山城下町を練り歩いた。多くの僧侶、檀信徒が迎える中、新住職が昇堂。
式中においては、役稚児、田中七海さん田中歩君が新住職の就任を喜ぶ「天童祭文」を読み上げ、御宝前を彩った。
謝辞で前住職貴遠師は「30年余、妙海寺の住職として日蓮大聖人にお給仕させて頂いた事、就任以来の念願であります法華経の道場として次の代に法燈を継承出来ました事、また引退後の身を案じて下さる檀信徒の多き事を感じ、本日は感慨無量でございます」
新住職恭遠師は「檀信徒と共に真心こめて日蓮大聖人にお給仕いたします」と
檀信徒と共に歩む法華経信仰の決意を語った。
大阪市 信徒青年会総会
【大阪市】五月二十八日(日)午後五時より宗務事務所において、松井英光宗務所長・二ノ丸覚立青年会会長臨席のもと、大阪市管区信徒青年会(藤本英一郎会長)の総会が行われた。
昨年度の活動報告・決算報告、今年度の活動計画・予算などが滞りなく議決された。
藤本英一郎会長は、挨拶で「昨年度は、宗務所行事・各御寺院様の行事において、纏を九回させて戴きました。仕事等などで会員が中々出席できない状況ですが、今年度もより多くの機会で振らせて戴きたい。」と述べ、また三原充久副会長は、閉式の辞において「管内のお上人方、お檀家様など様々な方に支えられて活動を継続することが出来ております。中々思うようにいかないこともありますが、今後も会員やお寺と関わりのある方と集まる機会を増やしていきたいと思っております。」と述べられた。
総会終了後には、信徒青年会会員・宗務所長・日青会員等と親睦会も行われた。