2017年5月28日
北海道北 利尻島妙海寺で統一信行会
【北海道北】平成29年5月28日、日本最北の地である北海道北部第4組寺、利尻島妙海寺で「統一信行会」が開催され、50名の檀信徒が参加した。
第4組寺では平成23年に稚内市大慶寺で行われたのが最後であり、6年ぶりの開催となった。
また妙海寺で行われるのは平成19年以来、実に20年ぶりのことである。
現在、この第4組寺には住職が3人しかおらず、更には2つの離島を抱えているという事情もあり、なかなか信行会を開催
することが出来ずにいた。しかし、北部教化センター長の水野英修師が数年前から奔走し、ついに今年度の開催に至った。
10時の開講式の後、参加者は第1部『日蓮宗本山めぐり』で本山の由緒等を学び、第2部『クイズ 日蓮聖人を知ろう』
で楽しくお祖師様のことを学んだ。
昼食後の第3部では、旭川市妙法寺住職の釋英義師による『いのちに合掌』と題した講義がされた。合掌と合掌礼の違いから始まり、
合掌をすることの意味を常不軽菩薩のお話を交え、とても分かりやすく参加者に伝えていた。また昼食後の講義ということもあり、途中、
「合掌健康法」で体を動かし眠気を吹き飛ばしていた。
今回の信行会は、開催寺院の負担が少なくなるよう教化センターが主体で行い、今後も他の組寺と同じく隔年で開催していく予定である。
これからも変わらず、利尻の地でお題目の輪が広がっていくことであろう。