2017年5月13日
愛知尾張・小牧市敬法寺で法灯継承式
【愛知尾張】五月十三日に小牧市敬法寺で第二十六世安藤正昭師より第二十七世阪口潮德師への法灯継承式が行われ、檀信徒約三百名が参列しました。(法灯継承式とは住職の交代の儀式)
心配していた夜からの雨も奇跡的に上がり、百二十名を超えるお稚児さん行列とともに新住職は敬法寺に到着。
法要では、住職の証である払子(ほっす)が安藤上人から新住職に手渡され、お稚児さんの小林亮介君、阪口胡海さんが祭文を読み上げた。阪口新住職は奉告文で安藤師の四十年以上にわたる住職としての活躍を讃え、新住職としてさらなる寺門興隆に尽くし、祖願達成の一端を担うことをご宝前に言上しました。
謝辞で安藤師は「安藤家として先代から数えて七十年、敬法寺と関り、支えてくださった善意と厚誼に感謝したい」と述べ、阪口師は「お寺の次男として生まれ、入るお寺がない中、住職として檀信徒を教化し大聖人のご本懐を全うしたいと願い、三年間お経をあげ続けました。本日、敬法寺に入寺することが叶い、祖父慈海上人との約束がようやく果たせ感謝の極みであります。皆さまのお役に立てる僧侶になるべく精進して参ります」と涙ながらに決意を語った。最後に総代の石田留男氏が安藤師への感謝と労いの言葉をかけ、新住職へ「人々を幸せに導いて、仏教と社会平和のために尽力してほしい」と期待を述べた。