2017年5月11日
山梨4・お寺でお坊さんの落語と津軽三味線を聞こう!
【山梨4】甲府城北史蹟めぐり実行委員会(上行寺・妙遠寺・法華寺・要法寺・妙詮寺・清運寺・妙本寺)は、5月11日午後1時30分より、妙遠寺を会場に「お寺でお坊さんの落語と津軽三味線を聞こう!」の会を開催し、60名を超える参加者を集め、大いに盛り上がった。
落語を演じてくれたのは、おにぎり亭馬鹿爆発(ばかぼん)こと、東京都妙善寺住職の的場徳雅師で、親子酒、頭山、粗忽の釘等、古典落語を熱演した。中でも堀の内のお祖師さまの信仰によって、そそっかしさを改める話の「堀の内」では、日蓮聖人とお題目の功徳に笑いと感銘を誘った。
続いて、茨城県一心寺副住職の田代貫光師が津軽三味線を演奏し、津軽じょんから節やよされ節等7曲を披露した。
田代師は曲の合間に法話を織り込み、お釈迦さまや日蓮聖人の救済の心は法華経、お題目にあると力強く述べ、一堂の心を引きつけた。
甲府城北史蹟めぐり実行委員会は、多くの方々にお寺へ親しみを持ってお参りしてもらいたいという願いで、平成17年から様々な催しを行ってきた。今では檀信徒のみならず、大勢の方々が毎年の催しを楽しみにしており、地域の欠かせない行事となっている。
お寺は葬儀や法事の場というだけではなく。たくさんの人々が集い、楽しみ溢れる場として、地域になくてはならない存在だと、参加した多くの人々が口々に話していた。