2017年5月9日
山梨3 南アルプス市妙善寺花祭り
【山梨3】5月9日、山梨県南アルプス市飯野の妙善寺(若林義裕住職)で、花祭りが開催され、妙善寺護持会の役員参列の下、釈尊降誕会の法要が営まれた。その後、同寺の近隣にある、巨摩保育所の園児達が加わり、賑やかに行われた。妙善寺では、毎年花祭りに巨摩保育所の園児たちを招待している。
初めに総勢142名の保育園児たちを前に挨拶をした若林住職は、花祭りの由来を園児たちに教え、その中で「自分たちが貰った この命はとても大事なもので、他に変わるものはないんだよ。だからちゃんと先生の言う事や、お母さん、お父さんの言う事をよく聞き、お友達が困ってたら助けてあげられるような良い子になろうね。」と、ゆっくり柔らかい口調で話した。更に、「こぞうくん」が境内に登場すると、園児達は大いに喜び、一緒に記念写真を撮るなど活躍した。
招待された園児たちは、とても元気が良く、大きな声で叫んだり、はしゃぐなどして引率の先生も奮闘していたが、誕生仏の前に立ち、甘茶をかける時になると、真剣な表情に変わり、先生に促されながら「よい子に育ちますように」と熱心に手を合わせ、慎重に甘茶をかけお祈りをしていた。
園児達は自らも甘茶の味を楽しんだ後、妙善寺護持会館内にてバルーンアーティストの催しが行われ、会場内は大いに盛り上がった。
参加した園児達は「お茶が甘くておいしかった。」「こぞうくんは、また来てくれるの?」「楽しかったからまたお寺に遊びに来たい」と大きな白象を撫でながら喜びの声を聞かせてくれた。