2017年5月6日
神奈川2 葉山町本圓寺開創七七〇年大客殿落慶法要
【神奈川2】葉山町本圓寺(小崎龍延住職)で五月六日、「開創七七〇年 大客殿落慶法要 並 山門屋根吹き替え 境内改修 信行会結成七十五年 龍信会結成三十年 報告式」が行われ、僧侶檀信徒ら延べ四百人が参加した。
当日は午前十時、地元の木古庭会館から、お題目の旗を先頭に、十人の天童や、同寺の万灯講中・龍信会の万灯纏らに挟まれた小崎住職が同寺本堂まで行列。寺内では新客殿の開眼魂入れ、内覧が行われた。
十一時から行われた法要中には、天童が祭文、小崎住職が慶讃文を読み上げ、法要後には、楠山泰道宗務所長から、小崎住職、稲葉恒雄建設委員長らに、日蓮宗管長賞、総長賞、宗務所長賞がそれぞれ伝達され、小崎住職から笠原工務店棟梁・笠原彰夫氏、重原建築設計事務所取締役・重原昇氏に小林順光宗務総長からの感謝状、信行会と龍信会に助成金、天童に修了証がそれぞれ授与された。鏡割りでは、会場は大きな「おめでとうございます」のかけ声と拍手に包まれた。
小崎住職は、平成十六年に同寺の法灯を継承してからこれまで、永代供養塔建立、駐車場整備、鐘楼堂建立、本堂改修、竹林整備、階段御影石積み上げ工事、境外堂瀧不動堂改修、無縁塔建立、書院建設、境内四百坪石畳工事、共同墓地建立、外便所建設、坂の拡幅工事など、同寺の護持発展のため、多くの事業を円成、寺観を一新している。