2017年4月28日
大阪和泉 立教開宗会法要
【大阪和泉】4月28日に宗務所(佐野一秀所長)主催の立教開宗会法要が本年も堺市の本山妙國寺(岡部日聡貫首)で営まれた。佐野所長を導師に管内寺院教会結社総出仕のもと、多くの檀信徒が参拝した。今年は阪神淡路大震災が二十三回忌、東日本大震災が七回忌、熊本大震災が一周忌の節目を迎える。法要では三本の供養塔婆を立て参列者一同、物故者への供養を行うとともに被災地の復興が一日も早く進み、被災者の皆様が安穏な生活を送れるよう『祈りの言葉』を読み上げ祈願した。法要後の挨拶で岡部貫首は「約七百五十年前、鎌倉などで動乱が続く当時の日本をご覧になった日蓮聖人はこのままではいけないと感じ、立正安国に基づく平和な世の中を作ろうと誓願された。それが今日4月28日です。悲しくも今の日本も自分さえ良ければいいという私利私欲に溢れている。これらを正すためには法華経、御題目をもって皆が物事の正しい判断をできるようにならなければいけない。」と日蓮聖人が法華経、御題目を弘めた背景や決意を話した。その後、法話と法楽加持が行われ、平和と安穏を願う立教開宗会となった。