2017年4月28日
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】立教開宗の聖日である四月二十八日、小城市の鎮西本山松尾山光勝寺において、宗務所(田中英康会長)主催の婦人部統一信行会が開催された。
佐賀県内の各寺院より、寺庭婦人、女性の檀信徒の方々が集まり、僧俗合わせて200名程の参加者が、光勝寺の本堂にて精進の時間を過ごした。
まず最初に、田中所長を導師として、法味言上がなされた後、私たちの「いのち」があることの尊さ・有難さを伝えられた。
次に、光勝寺の平井日延貫首が、松尾山が開山より700年の節目を迎えたことについて、信仰を繋いできた日蓮宗信者の方へ、感謝の意を表すと共に、今後の光勝寺のさらなる護持をお願いされていた。
その後、横須賀市大光寺ご住職の瀧川真弘上人による講演が行われた。「いのちに合掌」を演題として、合掌にも色々な種類があることを述べられた。特に、自身の出家に至るまでの経験の中で、お題目が生きる力を、苦しみに立ち向かう力を与えてくれることを、確信を持って強く語られていた。
また、2020年には、龍口法難から750年の節目ということで、繰り弁を交えつつ、鎌倉や龍口等、日蓮大聖人ゆかりの地をアピールされていた。
法話の後に昼食休憩を挟み、午後の研修として、声明師会(藤本宣文会長)による、和讃・仏讃歌の練習が行われた。
佐賀県では10月末に御法大会が開催される為、また、来るご降誕800年を見据えて、いつもよりも力が入った指導がなされてた。
天気にも恵まれ、新緑の美しい本山での信行会を通して、
参加者一人一人が、いのちが今ここにあることを改めて気付き・感謝し、
「いのちに合掌」を日々の生活の中で意識することができるようになったのではないだろうか。