2017年4月26日
栃木 本山妙顕寺本堂等落慶法要
【栃木】4月26日佐野市本山妙顕寺(齋藤日軌貫首)に於いて、開山美濃阿闍梨天目日盛聖人第710遠忌御報恩記念本堂等改築落慶大法要が執り行われた。
齊藤貫首は平成22年に北海道本要寺より第49世として晋山して以来、老朽化していた外壁など自らペンキを塗り直したりしていたが、東日本大震災の被害もありこの度の改修工事を発願した。
平成26年には本堂の屋根葺き替えと渡り廊下の改修、同4月には鐘楼堂と弁天堂の屋根葺き替え、同9月には鬼子母神堂と普賢菩薩堂の改修。
平成28年には新客殿庫裏を建設したが、その他にも壁画や佛具を数多く修復されている。
小林順光宗務総長は祝辞で自坊の妙源寺と本山妙顕寺の深い縁を紹介し、益々の寺門興隆を祈念した。
齊藤貫首は「日蓮宗の本山の一つとして尊厳と偉容を内外に示すことが出来た。檀信徒皆さまの信仰を形に表すことが出来て喜びに堪えません。天目聖人を初めとした妙顕寺歴代貫首猊下の御恩に報いることが出来たように思う。信仰・布教の道場としてしっかりと守っていきたい。」と御礼の挨拶を述べた。