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2017年4月13日
広島 福山市常國寺漸読千部会
【広島】福山市常國寺(濱田壽教住職)の漸読千部会が四月十三日から十七日まで同寺で営まれ、県内外の僧侶のべ八十人が出仕した。
この千部会は明治十二年から続く行事で毎年四月の中旬に五日間行われる。
昨年の熊本震災からちょうど一年になる十四日には物故者の追善供養、東日本大震災第七回忌回向がなされた。
また四日目の「天童音楽法要」には、日蓮宗新聞社のキャラクター「こぞうくん」と小学校新一、二年生二十人の天童が出仕して華を添えた。千部会会期中は多くの参拝者と子どもたちで賑わい、天童を務めた子の保護者は「子どもがお願いごとを書いた絵馬を読み上げていただき、うれしそうでした。いい思い出になったと思います」と笑顔で語った。