2017年4月9日
愛知名古屋・「第11回音のちから 心のしらべ」
【名古屋】千種区蓮勝寺(犬飼盛勝住職)で「第十一回 音のちから 心のしらべ」が四月九日に開催され、檀信徒や未信徒、近隣住民、子供から大人まで約一五〇人が参加した。
犬飼住職は「我々の読経の声や法要儀式、舞や所作。雅楽の音色。楽器や歌声などの音には不思議なちからがあることを耳・身体で感じとって頂き、このイベントで皆が笑顔で幸せになれることを願っています」と、今年で十一回目を迎えるこのイベントについて話された。
本堂内で聲明と雅楽を取り入れた祈りの法要、オディッシーダンスというインド古典舞踊、角笛、ディジュリドゥ、ハング、ガンク、サトヴィック・ヴィーナー、クリスタルボウル、ケーン等のあまり聴きなれない民族楽器、ジャンベ等のアフリカ打楽器、といったさまざまな楽器の演奏。落語や子供たちによるカホン演奏、法話が行われ、最後には住職自ら演奏する笙や読経、聲明と演奏者全員とのコラボレーションにインド舞踊が加わり参加者を魅了していた。境内では射的や輪投げ、綿菓子などの縁日が開催され、売上は「神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト」へ寄付された。毎回参加されている方から「この音楽イベントを毎年楽しみにしています。来年も必ず参加します。」との声が聞かれた。