2017年4月3日
千葉東 多古町多古妙光寺の千部会
【千葉東】「おひげのお祖師さま」多古町多古妙光寺(冨永観瑞住職)に於いて4月3日に千部会が開催された。修法師会(井村大應会長)会員26名と近隣寺院が出仕し、檀信徒約100名が参列した。
千部会は鎌倉時代から続く妙光寺の伝統行事で毎年行われている。千部会大法要は午前の部と午後の部の二座行われ、多数の出仕者と檀信徒の力強い読経唱題の声が祖師堂に響き渡った。
今年は隔年で催される「花祭り稚児法要」も本堂にて執り行われた。稚児法要には14名の子供達が参加し、法要に先立ち多古町役場から妙光寺まで多古の町中を白象の山車を引いて歩く稚児行列も行われた。稚児には檀信徒の子供だけでなく、一般募集での参加もあり、未信徒布教の良い機会になっていた。
また昼からは本堂前に設置された特設舞台にて地元出身の演歌歌手や日本舞踊、また福引き大会などが行われ、檀信徒のみならず一般参加者も笑顔があふれていた。
さらに稚児行列から千部会まで、日蓮宗のキャラクター「こぞうくん」や多古町のキャラクター「ふっくらたまこさん」も共に加わり、お祭りに花を添えていた。