2017年3月23日
神奈川1 川崎市浄蓮寺で彼岸寄席
【神奈川1】平成29年3月23日、川崎市浄蓮寺(伊東正光住職)に於いて初めての試みである彼岸寄席を開催し、檀信徒並びに地元の商店会や近隣住民が約120名集まった。
まず、寄席の開催に先立ち本年日蓮宗大荒行堂初行を成満した柳下教明師(川和妙蓮寺内)浅井将玄師(本山本興寺内)日比宣仁師(保土ヶ谷樹源寺内)の三師に荒行堂にて感得した木剣加持が行なわれ、参加者の所願円満が祈られた。
その後、日蓮宗ではお馴染みの講談師、一龍斎貞鏡師による講談、その後林家正雀師による落語が行われた。
貞鏡師は調子の良い語り口で観客の笑いを誘いながらも奢りや慢心を起こさず精進された西行法師の講談を披露した。
貞鏡師の講談の後は林家正雀師がご自身の若い頃のエピソードから始まり、笑いで会場を温め「松山鏡」という落語を披露し、親への恩と感謝の大切さを考えさせられた。落語の後正雀師は扇を三本使った寄席の舞を披露し観客を沸かせた。
浄蓮寺としての初の試みに多くの人々が満足した様子で「今日は本当に楽しい1日になった」と話し帰路に着いた。