2017年3月16日
大阪豊能 一日研修道場
【大阪豊能】宗務所(山下正淳所長)主催、檀信徒協議会(泉清会長)が後援する第76回「一日研修道場」(昭和56年以来、年2回開催)が3月16日、能勢町妙法寺(井田法幹住職)で開催され、管内教師が出仕し、檀信徒83人が参加した。
午前9時開式、山下所長を導師に法味言上。続いて、書写行と植田観樹師(真如寺住職)による講義「いのちに合掌『法華経-その心を見つめて ~真実の教えと私たち~』を聴講。
午後は、三重県宗務所長・宗教問題検討委員会副委員長を始め宗務院各種委員会に務めている西片元證師(安楽寺住職)を講師に迎え、「『いのちに合掌』について ~法華経絵と宗祖絵伝の絵解き説法を通して~」と題する法話を聴聞。
西片師は、「絵解き説法」の名の通り、法華経の場面を絵で見ていくことで常不軽菩薩品の内容をわかりやすく解説。また『日蓮聖人註画讃』の法難の場面を通して、日蓮聖人が合掌礼拝することの意義をどう捉えていたのかを説明され「身近な人がどのような状況で仏様に感じられるのかを模索していき、日常生活の中で合掌、礼拝行を行ってほしい」と説かれ、研修最後は会場一杯の唱題行で締めくくられた。