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2017年3月11日

千葉東・檀信徒研修会 東日本大震災第七回忌法要

千東170316 (5)【千葉県東部】
3月11日、多古町文化ホールに於いて、檀信徒研修会「東日本大震災第七回忌法要」が、千葉県東部宗務所(冨永観瑞宗務所長)と千葉県東部管区檀信徒協議会(宇野裕会長)共催にて行われ、僧侶檀信徒・一般入場者あわせて約500名が参加した。檀信徒研修会は毎年度開催され、今回は東日本大震災正当第七回忌を迎えるに当たり、震災物故者追善供養と復興祈願の法要をメインに行われた。
午後1時より開会式が行われ、和讃普及会30名による「東日本大震災追悼妙法和讃」の奉納と、冨永観瑞宗務所長と遠藤正之副会長が開会の挨拶を述べた。
引き続き愛知県の林妙和上人(一偈結社教導)による講演「いのち輝く~いま、ここに生きている~」が行われた。僧侶と看護師という2つの立場で震災発生当初から被災者の方々と向き合ってきた経験をふまえ、震災の悲惨さと命のありがたさを語る林上人の話に、皆熱心に聞き入っていた。
休憩を挟み、「東日本大震災第七回忌法要」が冨永観瑞宗務所長導師の下執り行われた。副導師には宗会議員と協議員と各会会長、式衆は管内僧侶が出仕し、宗制に則り僧階相当の衣帯を着装し、修法師は修法衣にて厳修された。今回は壱周忌法要と同じく、檀信徒より経木塔婆建立の申込みを受付け、約一千基の経木塔婆を舞台に建立して大法要をおこなった。午後2時46分の震災発生時刻にあわせて幕が上がり、会場内の照明を落とした薄暗がりの中、導師が鎮魂の鐘を鳴らし、1分間の黙祷を捧げた。式中には、出仕全員で行道をしながら散華をし、また修法師によるご祈祷などが取り入れられた。参加者は、共にお経や祈りの言葉を唱え、そしてお題目は一緒に団扇太鼓を叩きながらと、会場一体となって厳かにも動きのある法要が厳修された。
5閉会式では各寺院を通じて募集した21名の少年少女による「ビリーブ」が合唱された。2曲目は、檀信徒協議会役員と僧侶も加わり、「上を向いて歩こう」を一緒に合唱した。客席の多くの参加者も共に歌を歌った。子供達はわずかな練習時間だったにもかかわらず、のびのびと歌を歌い、参加者に大きな感動を与えていた。
最後に冨永観瑞宗務所長が挨拶し、お題目三唱で閉会となった。閉会後にはエントランスにて日蓮宗新聞社の出店にあわせ来場してくれたこぞうくんとスタッフらが参加者を見送った。
なお、経木塔婆建立の浄財や、エントランスに設置した「なむ募金」に寄せられた浄財は、岩手・宮城・福島県及び熊本県の各宗務所、並びに千葉県東部管内の各市町社会福祉協議会へ寄託されます。

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新年のご挨拶。

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