2017年3月10日
茨城 災害対策研修会
【茨城】災害対策支部=宗務所(相田要練所長)は、災害対策研修会を3月10日、筑西市星宮寺(相田要練住職)で開催した。当研修会は災害救援対策支部・講習会に檀信徒協議会・研修会を併修する形で開催され、管内教師及び寺族並びに檀信徒を中心に
120名が参加した。研修会に先立ち、宗務所長導師で管内修法師出仕のもと諸災害犠牲者供養(東日本大震災犠牲者第7回忌法要)・復興祈願の法要が行われた。
研修会には兵庫県立大学名誉教授・岡山県妙興寺修徒岡田真水上人が「『末法における環境共生への道」~環境宗教学の見地から~」とういう演題で講演を行った。講義では災害の影響や恐ろしさを複数のデータや写真を基に知り、お経文と御遺文を地震に照らし合わせ、仏教的な見方で災害という物を考えた。
講演の後の質疑応答には災害時の具体的な質文など、予定時間内では収まらないほどの参加者の質疑が飛び交った。
今回参加された方は「初めて研修会に参加させて頂きました。今までは災害の恐ろしさに怯えるだけでしたが、今回の講演を受けて災害に立ち向かっていこうという前向きな考えを持つことが出来ました。次回も是非参加させて欲しい。」との意見があった。