2017年3月9日
東金市・井村大應師 副傳師任務達成報告祈祷会
【千葉東】平成28年度日蓮宗大荒行堂副傳師として、昨年十一月一日より本年二月十日まで百日間、修行僧の指導を行ってきた東金市 法界山 寶藏寺の井村大應住職が無事に任務を円成できた報告祈祷会を2月22日、本年大荒行を成満した修行僧と共に厳修した。僧侶50名程、檀信徒100名程が参加した。
この度、大荒行を成満した千葉県の修行僧七人と共に本堂前で水行をおこなった。その後、任務達成報告と国祷会を本堂内で行った。千葉県東部宗務所冨永観瑞所長は挨拶の中で「井村上人とは四十年来、毎年檀信徒を引率して七面山に登詣しており、井村上人は一番後ろから皆さんに声をかけ、色々気を使って登ってくれています。周りに気配りできるお上人ですので、荒行堂でも気配りされ、その恩恵に預かった修行僧の多くいたと思います。また、心配りを後ろ姿でも示され、その結果、副傳師の役目を果たすことができたと思います。おめでとうございます。」と述べていた。謝辞では「国があって民が安全に過ごせます。ですから、国祷会を行うのです。お経によって色々な縁が太くなって良いことが起きてきます。日々コツコツと生きていくと願い事も叶うようになります。お寺にお参りに来て下さい。」と述べていた。
次に、檀信徒への特別祈祷が行われた。小さな子供も手を合わせていた。お堂で祈祷してもらったお札を受け取った後、外で温かいオデンが振る舞われて、檀信徒は舌鼓を打っていた。