2017年3月7日
宮城・檀研道 東日本大震災第7回忌追善法要
【宮城】平成29年3月7日、宮城県宗務所(日野教恵所長)主催により宮城県角田市・妙立寺(畠山海進住職)を会場に管区檀信徒研修道場を開催し、教師檀信徒総勢85名が集った。
本年で10回目となる研修道場であるが、東日本大震災の第七回忌という節目にあたる。震災の風化が進み、全国的には東日本大震災という悼むべき過去が忘れられていく中、節目の折にはしっかりと思いだして欲しい。そのような願いを込めて本研修道場では、東日本大震災第七回忌追善法要を妙立寺本堂にて厳修した。
畠山住職は「6年も過ぎると被災者に寄り添うという気持ちが薄れていった様に思います。しかし第7回忌を機に今一度被災者に寄り添って祈る事が大事であるように思います。」と述べ、法要を締めくくった。
その後、バスにて被災地である山元町へ移動し、「やまもと語りべの会」のお話を聞きながら築山にて慰霊供養を行い、山元町自動車学校跡地や震災遺構候補地である中浜小学校を見学した。参加者全員が被災者でもある為、被災地を見学すると震災の日を再び思い返し、薄れていた過去を各々で思い返して、震災犠牲者の追福を祈った。