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2017年2月20日

東京北 佐野詮修師帰山奉告式

東北170227③佐野詮修師hp用【東京北】2月20日、第参行を成満した佐野詮修上人の帰山奉告式が、御自坊である台東区東浅草 正法寺で行われ、多数の僧侶檀信徒が参列した。
春の訪れを告げるかのような気候の中、行列後、御守護の毘沙門天神の前にて力強い読経。御宝前にて唱題三唱。入行以前とは大きく変わった風貌と声に、檀信徒は感激し合掌してお出迎えをした。
本年成満した6名との水行式に際しては檀信徒の驚嘆の声が上がった。奉告式では、仏祖三宝へ無事の帰山奉告をするとともに、これからの不自惜身命の法華経弘通を誓った。
行僧を代表して、佐野上人とは再行と今回の参行で200日共に修行された富田泰陽上人よりご挨拶があり、「お互いに大黒祭の実行委員として重責のある任務を全うし、互いに辛い思いをし心で泣いたが助け合い、私自身が本当に何度も、もう持たないなという時に、佐野上人にいつも助け船を出してくれて、手を差し伸べてくれたお蔭で、私自身も寒壱百日の成満を迎えられました。本当に真面目な方で、自分の責任を果たして、本当に素晴らしい方でした。いつも私達は互いに成満してからが僧侶として本当の勝負だと言っていましたが、これからは檀信徒の皆様の為に沢山の宝物をお分けするということを続けてくれると思います。」と述べた。
宗務所では書記長、修法師会では幹事長を務める佐野上人に、望月兼雄宗務所長、豊田昌樹修法師会長、吉田見悠宗会議員よりそれぞれ、第参行御成満と、宗務所や管内はもとより御自坊での大現者として修法布教など、今後益々の御活躍を願う御祝辞が述べられた。
結びに佐野上人は、御祝辞と参列頂いた各聖に謝辞を述べ、檀信徒の皆様には「富田上人に、涙脆くなるのは歳のせいだと言われました。私も歳を取ったと思います。尊神様にお声掛けを戴いて、まさか私が3回も行に入るとは夢にも思っておりませんでした。私が今回3回目の行に入ったのは、ただこの正法寺を継承し一生懸命に頑張る、その力を、力の足りない自分に積ませて頂く、そういう気持ちで今回荒行堂に入らせて頂きました。それが一番の気持ちでした。行に入り何が一番大事なのかよく分かったつもりでおります。これからはこのお寺にに張り付いて、このお寺の檀信徒の為に、留守を守ってくれた寺族の為に、これからもしっかりとお経をあげて頑張って行きたいと思います。」と溢れる涙を流しながら謝辞を述べた。

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新年のご挨拶。

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