2017年2月19日
山梨3 第1回法華写経会
【山梨3】2月19日、南アルプス市桃園 蓮経寺(布教師会会長柏原啓修住職)に於いて、山梨県第3部布教師会による第1回法華写経会が開催された。
始めに、蓮経寺本堂にて法味言上し、信徒11名、布教師会会員5名の16名が集まり写経が行われた。
布教師会柏原啓修会長は「法華経には、『受持』教法を受け持つこと、『読』読経すること、つまり経文を見ながら読むこと、『誦』経文を諳んじる暗誦すること、『解説』仏法を人に説き伝えること、『書写』写経すること、つまり経文を書き写すこと。これらの五つを実践し修行(五種法師)をする事により、身も心も清浄になり成仏へ繋がると説かれております。皆様には最後に説かれている書写行を行い、少しでも心を落ち着かせ日々の生活に役立てて頂ければ幸いです。字の上手い下手は関係ありません、仏様の御魂である一文一句を書き写す姿勢と、実践しているという気持ちが大事である」と、五種法師の功徳を説き挨拶を述べた。
その後、布教師会会員松井智伸師より、写経に取り組む姿勢や心構え、書き方などの説明があり、参加者は緊張しながらおもむろに書き始めた。殆どの方が初めての経験であったが、一時間半、筆を休めることなく黙々と書き続け、最後には各々が家内安全、身体健全、先祖供養などの願いを書き記し、写経を終えた。
参加者からは「お経の文字が難しく、なかなか自分の思い通りの字が書けなかった、普段こんなに何かに没頭して集中するこが無いので疲れましたが、とても良い経験になりました。本当に心が洗われ、功徳を沢山積んだ気がします。こんなに写経が楽しいとは思いませんでした。また参加したい。」と、感想を述べていた。