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2017年2月19日
群馬 井出存亮住職帰山奉告式
【群馬】安中市實相寺で二月十九日、日蓮宗大荒行第参行を成満した井出存亮住職の帰山奉告式が営まれた。
成満旗を持った檀信徒を先頭に5名の成満僧と共に唱題行脚中に荒行中に亡くなられた檀信徒のご自宅で読経しながら参列した僧侶檀信徒約120名に迎えられ水行式を行った。続く帰山奉告式では行僧達の朗々とした読誦と精悍な修法の姿に、参列の檀信徒は深々と手を合わせた。挨拶では「十八年ぶりに修行させて頂き、荒行中はお寺の発展、檀信徒皆様の発展、日蓮宗の発展、世界平和を一心に祈念いたしました。様々な思いがあるが、寺族、檀信徒色々な方々にご迷惑をおかけしました。ありがとうございましたという一言に尽きます」と述べ、同じ百日間苦修錬磨を積んだ行僧各聖、檀信徒の温かいご芳情、そして家族への感謝の意を涙ながらに語った。奉告式後
成満僧と共に特別加持をし参列した檀信徒に御札と福銭等を渡し受け取った檀信徒は大切に持ち帰り帰山奉告式が終った。