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2017年2月18日
神奈川1 柳下教明師帰山奉告式
【神奈川1】2月18日、横浜市都筑区妙蓮寺(柳下俊明住職)において初行柳下教明師の帰山奉告式が行われた。
前日に吹いた春一番で掃き清められ、穏やかながら凛とした空気の中、多くの檀信徒とともに帰山行列が行われた。法味言上、水行式の後
本堂での帰山奉告式では、お堂に入り切れない程集まった大勢の参列者の多幸を祈った。
今回、寺で30年ぶりとなる初行成満を迎えた柳下師は、小3の時、母を亡くし、小4で得度。大学時代は堀之内妙法寺で修行に打ち込んだ。
檀信徒各人各家の繁栄の為、そして母の供養の為の想いを胸に真っすぐ一生懸命修行に励んでいた。
師父である柳下俊明住職は涙で言葉を詰まらせながら、家族一丸になって待ち望んでいた帰山への喜びの言葉をかけた。
教明師はあいさつで「自分一人で修行をしたわけではない、皆さんの力を以て修行させていただいた。先輩、同行に助けられ、恵まれた100日だった。また、家族、産み母、育ての母に感謝の念でいっぱいです。」と涙ながらに述べ、今後の益々の精進を誓った。