山口 伊藤律文師帰山奉告式
【山口】二月十七日、初行を成満した伊藤律文師の帰山奉告式が、岩国市欽明寺(伊藤泰雄住職)で行われ、約百五十人の僧侶檀信徒が参列した。
檀信徒らが見守る中、同行僧六人とともに水行が行われた後、新しい本堂で帰山奉告式が営まれ、迫力ある力強い読経と木剣の音が堂内に響いた。
律文師は「とても辛い修行で、何度も挫けそうになることがありましたが、檀信徒の皆様、寺族の顔を思い出し乗り越えることが出来ました。皆様からいただいた御恩をお返しできるようしっかりと努めてまいります」と感謝の気持ちと一層の精進を述べた。