奈良 国祷会
【奈良】二月十六日、宗務所(森本竜静所長)と修法師会(米虫是恭会長)は大和香芝市の妙宏寺(神谷行精住職)で国祷会を開催し、僧侶檀信徒約百五十人が参加した。十時からは今年成満した五人の僧侶が水行式を行い、檀信徒は迫力のある水行に見入っていた。引き続き森本所長を大導師に、協議委員と修法師会員が総出仕で行われた国祷式では立正安国と世界平和への祈りが捧げられた。法要終了後、今年副伝師を務められた米虫是恭師(橿原市護法寺住職)は、何度荒行に行っても修行は大変なものであると伝え、初行を成満した米虫是真師(大和高田市妙行寺修徒)は百日間の修行の辛さ、成満の喜びを語った。