2017年2月15日
静岡東 高石有教師帰山奉告式
【静岡東】二月一五日下田本学寺(高石玄秀住職)で荒行僧七名の出仕の元高石有教上人の大荒行堂初行成満帰山奉告式が、教師・檀信徒百名の参列の元行われた。当日晴天の中水行では、有教師の枯れた声、痩せ細った姿に、檀信徒が百日修行の厳しさ、過酷さを肌で感じ取り合掌し見守る姿が印象的であった。
その後本堂内で帰山奉告式が営まれ、堂内に荒行僧のお経が響いた。安藝栄修宗務所長は「荒行を終えた後、これから実践のご修行になりますので、どうかより一層のご精進をなさって下さい」と祝辞を述べた。高石玄秀住職は謝辞の中で、「仏祖三宝、諸天善神、静岡東部修法師会長でもあり、今回荒行堂の副傅師をお務めになられた鶴田真史上人、同行の皆様、管内教師の皆様、檀信徒の皆様のお蔭様をもちまして、副住職の有教が成満出来たと思います。只只感謝しかありません」と述べ、又有教師は、「帰山式で百日ぶりに自坊の御宝前を見た時本当に感動しました。皆様に恩返しが出来る様これからお寺の為に精進していきたい」と感謝と抱負を述べた。帰山式法要後荒行僧による特別祈祷が行われ、檀信徒は迫力あるご祈祷に合掌し「今回初めて帰山式に参加させて頂いたが身も心も洗われる気分でした」と語った。