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2017年2月13日
秋田 阿部龍哉師の帰山奉告式
【秋田】2月13日、秋田県仙北市角館町 妙教寺(阿部龍翔住職)に於いて、第初行阿部龍哉師の帰山奉告式が行われ、大勢の檀信徒が参列した。当日は雪が降り積もる極寒の中、荒行僧5名が行列を組み、檀信徒が待つ自坊へと帰山した。
水行式では、力強い声と共に水を被る姿に感嘆の声があがった。引き続き行われた奉告式では、100日間、修行で培った迫力のある読経、そして豪然に木剣を振る様に感銘を受け、涙を流す檀信徒の姿も多くみられた。奉告文読み上げ後、許證・感謝状の授与、辞令の伝達が行なわれた。阿部師からの謝辞では「修行中は辛いことが多かったが、その時には檀信徒の顔を思い浮かべ、踏ん張ることが出来た。そして荒行を成満して満足することなく、これからが本当の修行だと思っている。皆様に恩返しを出来るように精進をしていきたい。」と声を詰まらせながら感謝の気持ちを述べられ、その表情からは無事修行を終えた安堵感とこれから修法師として布教伝道していく覚悟が伺えた。