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2017年2月12日
新潟西 保内郷寒修行
【新潟西】平成29年2月12日、本山村田妙法寺(小林教一貫主)主催により、本山を中心とした保内郷といわれる地域を小学1年生から86歳の寺院檀信徒約50名で寒修行が行われた。50年程前、『村田信行会』より始まった寒修行。2月の日本海の強風にあおられる中、それでも参列者は前に行く人についてうちわ太鼓をたたき負けず大きな声でお題目を唱えた。足腰の悪い檀信徒は途中の接待所や自宅前で迎え、参加者と同じ気持ちでお題目を唱えた。
年々高齢化の進む同地域も、「今年は例年より多くの方がお参り下さり有難い」と小林貫主。30年皆勤賞のベテランもいれば、初めて参加する最年少の女子(星野咲華さん)は「疲れたけど、出来たら来年も参加したいです」と今後頼もしい。全家庭の家内安全・除災得幸を祈願する延べ15キロメートルにわたる行程、今年もやり終えた参列者には充実した笑顔が見られた。
なお、寒修行で得られた浄財は糸魚川大規模火災や社会福祉協会などに一分寄付された。