2017年2月11日
埼玉 渡邊大延師帰山奉告式
【埼玉】本年度初行を成満した渡邊大延師の帰山奉告式が二月十一日、さいたま市西区の法光寺(渡邊大賢住職)において行われた。午前九時三十分、総勢百名にも及ぶ行列が西大宮駅を出発し四十分後法光寺に到着。晴天の元、約百五十名の団信徒に見守られ大延上人を含めた成満僧六名による水行式が行われ、成満僧の気迫みなぎる姿に参列者から感嘆の声があがった。引き続き本堂にて行われた帰山奉告式では、埼玉県修法師会会長の仁部前崇上人から許証が手渡され、その後特別加持法要が行われ、力強い読経の声が法光寺本堂に響き渡った。謝辞で大賢住職は「今日も朝早くから大勢の皆さんに駅から歩いて頂いて、そしてこれだけの大勢の皆さんにお迎えを頂いた。私は本当に法光寺の檀家の皆さんを誇りに思って居ります。一人戦力が増えますのでこれから力を合わせて頑張っていきます。」と感謝の言葉を述べた。最後に大延師は「百日間の生活は想像していた以上の厳しい世界でした。水行・読経三昧の毎日で、眠くて足が痛くて空腹で、と我慢の日々でした。無事成満する事ができ、家族をはじめ、たくさんの方々に支えられているのだと改めて実感しています。これからも法光寺のために頑張っていきたいと思います。」と力強く決意を語った。