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2017年2月4日

南アルプス市成妙寺・節分追儺式

山三170207 (1)【山梨三】二月四日、山梨県南アルプス市落合の成妙寺(雨宮通一住職)に於いて、成妙寺、経石寺合同の節分追儺式が厳修され、150名の檀信徒や近隣の住民が参集した。更に、「こぞうくん」が境内に登場すると、近隣の子供達が大いに喜び、多くの人だかりが出来、子供と一緒に記念写真を撮るなど活躍していた。
法要に先立ち、当寺の総代さんより開会が宣言されると、厳かな中、追儺法要が執り行われ、修法加持になると、中に入れず外で参列していた人達も、御堂の近くまで歩み寄りお加持を受け、更に各々が申し込んだ祈願の読み上げを聴きながら、一心に手を合わせ、大きな声でお題目を唱えた。
法要を終えた後、当寺住職の雨宮上人は
「境内には、福まきを今か今かと待っている子供達が沢山いるので、一つだけお話させてもらいます」と始め「有名な話で、アメリカのある博物館でこの世で一番怖い生き物が展示されているという事が話題になり、ある男性が苦労して出かけ、やっと展示物の前についた。そこには一つの鏡がポツンと置かれており、自分が映っている。この世の中で一番怖いのは人間、というより自分自身である。今日この節分追儺式のなかで、御祈?を受け、『この御祈祷が自分に効くんだ。』と信じることが大事、『自分自身の中にいる鬼や魔を払い、また明日から頑張ろう。』という活力を持って生きていく。これが一番大事です。全ては心です。常に明るく笑っていられるようお題目修行を重ね、心を養って頂きたい。」と思いを強く述べると、檀信徒は深く頷き、住職の力強い声そのものが、各々の心に刻み込まれた。法要に続いて福まきが始まると、こぞうくんも参加し、僧俗共に楽しみながら、福まきが行なわれ、大変な賑わいを見せた。
続いて休憩を挟み、お寺ライブが催され、同市の音楽ユニット夢浪漫さんが、昭和時代のポップ曲、又、互いに教師をしていたこともあり学校で教えた曲を披露すると、檀家さん方は懐かしそうな面持ちで聞き入り、一緒になって歌い楽しんだ。又その横では、こぞうくんが演奏に合わせて踊っており、その姿が可愛いと檀家さん方から声援を浴びた。無事節分追儺式を円成した。

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新年のご挨拶。

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