日蓮宗新聞

2017年2月1日号

阪神淡路大震災第23回忌慰霊法要

阪神淡路②兵庫県東部宗務所(釋孝修所長)主催の阪神淡路大震災第23回忌慰霊法要が1月16日、神戸市法蓮寺(内藤経雄住職)で開催され、僧侶檀信徒約60人が殉難者に鎮魂の祈りを捧げた。ご宝前には宗務所に奉安される檀信徒震災殉難者の霊簿に載る全140人の霊位の塔婆が建てられ、導師を務めた釋所長ら3人の僧侶によって読み上げられた。
法要に先立ち大塚泰雅師(神戸市本妙院内)がブッダと信者の対話を一人芝居仕立てにした法話を行ない、ブッダの金言を紹介。人が生きていく上で「苦」をゼロにすることはできないとして、「苦」と向き合い「苦」を乗り越えていくことが「生きること」と説いた。震災後をしっかり生きて、震災の教訓やその後の足跡を次代につなげていくことが、娑婆即寂光土を目指す日蓮宗徒の務めと結ぶと、ハンカチを握りしめながらうなずく檀信徒の姿があった。
同日、青年会(小原蒼渓会長)は会員ら10人で同市妙法華院(新間智孝住職)を起点に被害の大きかった地域を唱題行脚。法蓮寺に到着後に慰霊法要へ参列して檀信徒とともにお題目を唱えた。また22年前に震災の発生した17日午前5時46分には、同市東遊園地で開催される「阪神淡路大震災1・17のつどい」の会場に作られた雪地蔵前で一読し、物故者の霊位に回向した。読経が始まると僧侶の後ろに来場者が集まりはじめ、合掌してともに供養の祈りを捧げた。

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