オピニオン
2017年1月1日
電化から霊化社会へ
20世紀は、簡単なスイッチオンで、闇夜と徒労を打破する電化生活の普及期でした。しかし、地上の幸福感は今イチで、更に高次の光明と動力源が渇望されます。
それは鎌倉期、宗祖日蓮聖人の三大誓願(我れ日本の柱・眼目・大船とならん)とその方途、三大秘法として、既に準備してありました。
本門の本尊・お題目の光明(霊光)で心の闇を照らして、自身の仏子を開悟(自体顕照)し、本門の戒壇・仏国土建設に向かわずにはいられない(霊力)と言う、本化菩薩集団が霊流を社会に及ぼします。本門の題目・そのアクセスは簡単で、心のスイッチを妙法蓮華経(霊気)にオン(南無)し、口唱するだけでご本仏の守護を得て、安全・安心裡に生活するシステムです。
この不思議な霊化生活を、先ず日本国に実現し、世界に普及するのが21世紀の私たちの使命です。
(岩手県布教師会長・三浦恵伸)