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2016年12月13日
北海道東 雄武町日照寺のお講会
【北海道東】雄武町日照寺(河関政修住職)のお講会が12月13日に行われ、堂内に読経の声が上がった。
この催しは37年間続く同寺の伝統行事で、年8回、日蓮聖人の命日の13日に行われる。全檀家を6~7人ずつ8グループに分け、必ずいずれかのグループが当番として当日の弁当を作る。仕事を持つ人も、年に1回の当番の日は仕事を休んで日照寺に駆けつけるのだそうだ。この制度によって檀家であれば、少なくとも年1回はお講会に参加することとなる。信仰の増進とともに、過疎化が進む地方の貴重な地域コミュニケーションの場として、参加を楽しみにしている人も多いのだとか。この日は猛吹雪となったが約20人が集まり、読経をした後、食法を唱えてお弁当を味わった。