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2016年12月3日
大阪豊能 第5回能勢門中寺院巡り
【大阪豊能】宗務所(山下正淳所長)が主催する豊能連合立正婦人会の第5回能勢門中寺院巡りが12月3日に能勢町興徳寺(渋谷泰雅住職)で開催され、57人が参拝した。
法味言上後、かつては真言宗興学庵だったが、慶長10年(1605)寂照院日乾上人が大曼荼羅御本尊を勧請され、開山大運院日意上人のもと惣檀方中からの寄進で本堂が建立された同寺の由緒沿革や、能勢地方に現存する最も古い時代の石碑と推される地蔵菩薩を主尊に不動明王と毘沙門天を脇侍に配した珍しい形の石板碑を渋谷上人が紹介。参加者は安置された諸仏や寺宝に目をやりながら熱心に聞き入っていた。
この後、豊能声明師会髙川豊行会長から日常における仏事作法の講習を受講。お経の読み方や合掌の作法など細やかな指導を受け、充実した研修となった。