2016年11月22日
富山・北陸教区教化研究会議
【富山】11月22日(火)第33回日蓮宗北陸教区教化研究会議が富山県民共生センターサンフォルテにおいて北陸教区日蓮宗現代宗教研究所共催で開催され「私のお寺の健康診断」というテーマに寺院コンサルタント(寺院デザイン社長)の薄井秀夫先生を講師にお迎えして、供養心に関して、データでは世界で1位が日本、2位が台湾にも関わらず、寺の三離れが顕著になっているのはなぜか?また寺院、神社の参拝は減少しているが、墓参り、彼岸会、盆会の参拝は増加しているのはなぜか?といった問題についてワークショップでグループごとに話し合い、現代のお寺のあり方を模索しました。特に寺院では行事の参加者の減少が著しく、その対策として、今までの教師の儀式に対する考え方が伝統を重視するあまり、信
徒に意味が理解できない真読誦など、葬儀、法事など、我慢大会の様相さへ呈していた。これをある程度反省し、執行する側だけでなく、信徒のための儀式、つまり参加する儀式に変化する必要があるという意見が出された。実際、眼前に迫ってきている問題でしたので、とても熱心に意見交換が行われた。北陸4県(富山、福井、石川、新潟)の教師、約70名が参加した。