全国の通信記事
2016年9月29日号
静岡中 寺庭婦人会研修会
【静岡中】静岡県中部寺庭婦人会(杉山美恵子会長)は、9月29日に富士市妙祥寺(遠藤文祥住職)で研修会を行い、住職の遠藤文祥上人により講演を頂戴した。遠藤上人は妙祥寺の沿革を説明したのち、現代で布教する教師に求められる資質は、固い信仰と柔軟な心であると講演。固い信仰とは対社会への行動、柔軟な心とは人から慕われる人格形成であると語った。関わり合いを大切にし菩薩行を実践することは、教師も寺庭婦人も同じく必要なことであると話をまとめた。
千葉東 一日行堂
【千葉東】修法師会(井村大應会長)は一日行堂を9月29、30日、大網白里市正法寺(畠山日慶貫首)で開催した。
この催しは、檀信徒に加持祈祷の世界を理解してもらい、日蓮聖人の教えを弘めるために開かれる。11月1日に始まる日蓮宗加行所の副伝師に任命された井村会長をはじめとする修行僧は水行と法華経読誦に専念。仏さまの慈悲を頂き、加持祈祷の功徳を多くの檀信徒に分け与えた。
福岡 寺庭婦人研修道場
【福岡】寺庭婦人会(高嵜ミチ子会長・宗像市妙経寺)は、九月二十九日福岡市内のホテルで、第三十三回寺庭婦人研修道場を、会員約六十四名が参加して行った。
開講に先立ち高嵜会長は「お盆、お彼岸が過ぎて一息ついてると思います。御多忙の中、そして大雨の中研修会に参加をして頂き、ありがとうございます」と挨拶した。
来賓の高嵜泰道宗務所所長(宗像市妙経寺)は「皆様方のお力をお借りして、この会が益々発展しますように」と挨拶した。
講師に、永野陽子様(熊本市曹洞宗玄宅寺寺庭婦人)を迎え「熊本・大分大地震 ただひたすら!わたしにできることを・・・」と題しての講演が行われた。
永野様は、大地震の体験を基に講演を行い「地震がおきた時は訳が分からず、阿蘇山が噴火したかと思った」「外に出たら、水道管は破裂し、ガス漏れも起こしていた。これは大変な事が起きたんだと思い、水を貯め、ご飯を炊きました」「防災訓練はしていたが、避難してから何をしていいかわからなかった」「子供達が閉じこもってしまい、熊本は普通を取り戻そうとしていて、なるべく今までやっていた事をやる動きがあります」「お寺にはみんなを笑顔にする力があります」と話した。
その後、懇親を深める為の昼食会が行われ、散会となった。