2016年8月27日
香川 修養道場サマーキャンプ
【香川】高松市泉立寺(佐々木義淳住職)において八月二十七日、平成二十八年度 第十一回 日蓮宗香川県宗務所主催の修養道場サマーキャンプが行われ、僧侶檀信徒約四十名が参加した。修養道場サマーキャンプを始めるに先立ち、まず、山主の佐々木義淳住職より挨拶をいただいた。午前中は、参加者達は自分達で自我偈の経本を作成し、お経練習を行った。また、団扇太鼓と太鼓の練習と焼香の練習も行った。太鼓の練習を行うと、参加者達はものすごく興味を示していた。 午後からは、大川原染色本舗において、染め物体験をしました。讃岐のり染の起源は、定かではないが、江戸時代には、主に藍染めを中心に野良着や着物が染められていた。現在は、のり染の技法を守りながら新しい技法も取り入れ、のれん・のぼり・旗・神社・幕・ハッピ・獅子舞ゆたんなどを染めている。「伝統を守り、確かな技術でしっかりとした物を作る。」と言うのは、香川県伝統工芸士で大川原染色本舗の七代目大川原誠人さんで、シンプルですが、とても難しくやりがいのある仕事と感じているそうです。参加者たちにとって、夏休みの貴重な経験となりました。夕勤で本日練習した団扇太鼓と太鼓を叩き、焼香をし、自我偈をお唱えした。さらに、冨松尚央修法師会長の意向により、参加した子供達や保護者に対して学業成就・家内安全・身体健全・帰路道中交通安全を祈念して、修法師達による修法が行われた。最後に、青年部部長(藤井友晋上人)より挨拶を戴き、平成二十八年度 日蓮宗香川県宗務所主催第十一回修養道場サマーキャンプを締めくくった。