2016年7月26日
千葉西 第三十五回少年少女夏季修養道場
【千葉西】千葉県西部青年会(増田寶雲会長 茂原市妙樂寺住職)主催の第三十五回少年少女夏季修養道場が、大網白里市の本山正法寺(畠山日慶貫首)と千葉市少年自然の家を会場に7月26日(火)~28日(木)の二泊三日の日程で「お坊さんと遊ぼう」をテーマに道場生並びスタッフ64名で行われた。
初日は小雨の中、参道を唱題行脚して9時に正法寺へ到着して仏前作法や食事作法を習い、千葉県西部謹製御題目写経を行った。慣れない筆ペンに苦戦しながらも書き上げた子供たちの力強い御題目写経が御宝前に上げられ、開場式へと移った。昼食後には境内の鐘楼堂で参加者1人ずつ鐘つき体験をした。初めて鐘をついたという道場生は、自分のついた鐘の音に驚いていた。千葉市少年自然の家へと移動した。
2日目は午前6時に起床し、ラジオ体操の後に施設内のホールを利用して朝勤を行い、朝食を挟んで野外炊飯場でカレー作りを行った。参加者は中学2年生から小学2年生と幅広く、上級生が下級生の面倒を見る姿が見られ、飯盒を開けてうまく炊きあがっていると歓喜の拍手が起こっていた。汗を流して自分で作ったカレーを堪能し、午後からはポイントラリーやキャンプファイヤーなどのレクリエーションが行われた。
3日目の閉場式では、1人ずつ名前が読み上げられ修了証が手渡され、増田会長は「この修養道場の経験を活かして夏休みを目一杯楽しんで下さい」と励ましの言葉を送った。昼食後に長柄町町営プールで汗を流して楽しみ、二泊三日の修養道場が終了した。